抗インフル薬バロキサビルをどう使う?
- 解説
- インフルエンザ
- インフルエンザ治療薬
- オセルタミビル
- ザナミビル
- バロキサビル
- パンデミック
- ペラミビル
- ラニナミビル
- 国立感染症研究所
- 小児科
- 小児科学会
- 感染症
- 感染症学会
- 抗菌薬
- 日本小児科学会
- 日本感染症学会
- 第Ⅲ相試験
- 耐性菌
11月上旬にインフルエンザの流行入りが発表された。昨シーズン(2018/19年)に爆発的に普及したインフルエンザ治療薬バロキサビル(商品名ゾフルーザ)は、1回の内服で治療できるという使い勝手のよさから、今年もその処方動向が注目されている。ただ、耐性ウイルスの出現への懸念から、その使用をめぐり関連学会での方針は統一されたものにはなっていない。同薬の発売当初から、耐性ウイルスの出現には注目すべきとしてきた感染症対策のエキスパートである川崎市健康安全研究所所長の岡部信彦氏に、発生が高率に報告されている小児にどう使用したらよいかを聞いた(関連記事「バロキサビルの耐性ウイルス問題に見解」)。