超高齢社会で急増する心不全の治療戦略とは?
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心不全の発症予防に関するエビデンスを発信するため、東北大学は2006年に関連する23施設とともに大規模前向きコホート研究であるCHART-2研究を開始した。同大学循環器内科准教授の坂田泰彦氏は、自身も携わるこの研究で得られた知見を第23回日本心不全学会(2019年10月4~6日)で報告。超高齢社会で急増する左室駆出率(LVEF)が保持された心不全(HFpEF)の治療戦略を考える上で有用なエビデンスを示した。