片頭痛の発作日数を半分に

 カルシトニン遺伝子関連ペプチドを標的としたヒト化モノクローナル抗体galcanezumabは皮下注射による片頭痛の予防薬で、海外では既に臨床導入されている。日本イーライリリー研究開発本部の久我敦氏は、第47回日本頭痛学会(2019年11月15~16日)で日本人を対象とする第Ⅱ相試験の結果を報告した。galcanezumabは1カ月当たりの片頭痛の発作日数を約3日減らすことができ、日本人においてもと海外と同等の有効性が期待できるという。