骨折高リスク患者群で効果を直接比較

 JOINT-05は、骨折リスクが高い日本人骨粗鬆症患者を対象に、週1回投与のテリパラチドとアレンドロネートの骨折抑制効果を比較する進行中の大規模臨床研究である。栄宏会小野病院(兵庫県)骨代謝疾患研究所所長の杉本利嗣氏は、同研究のベースラインデータを解析。既存のJOINT研究では類を見ない高齢かつ骨折の高リスク患者群が対象の結果を、第21回日本骨粗鬆症学会(2019年10月11~13日)初日に開かれた骨粗鬆症至適療法研究会(A-TOP研究会)Annual meetingで示した。