女性医師のキャリア:男女とも意識改革必要

 近年、新卒医師に占める女性の割合は高くなってきた一方で、女性管理職の数はまだまだ少ない。若くして出産や育児で第一線を退き、そのまま医師としてのキャリアを終えてしまうケースも目立つ。川崎医科大学消化管内科教授の塩谷昭子氏は、わが国における女性医師の現状について第27回日本消化器関連学会週間(JDDW 2019、2019年11月21〜24日)で報告し、「男性医師だけでなく女性医師自身の意識改革も必要」と述べた。(関連記事:「女性医師のキャリア:ある女性医師のケース」)