世界の死亡者の5人に1人は敗血症

 世界疾病負担研究(GBD)2017の死因データと1億人超の複合死因データを解析した結果、2017年の世界の敗血症患者は4,890万例で、そのうち1,100万例が死亡したことが明らかになった。これは世界の死亡者の5人に1人に相当し、従来の推定値の2倍に上るという。米・University of PittsburghのKristina E. Rudd氏らがLancet2020; 395: 200-211)に報告した。