安価な薬剤併用で白血病の治療抵抗性が軽減

 シタラビン(Ara-C)は血液がんの1つである急性骨髄性白血病(AML)の治療薬だが、患者の治療抵抗性が治療の失敗につながる場合がある。今回新たな研究によって、一般的で安価な薬剤と併用することでAra-Cの治療抵抗性を軽減できる可能性があることが分かった。スウェーデン・Karolinska InstitutetのSean G. Rudd氏らがEMBO Mol Med(2020年1月17日オンライン版)に報告した。