SGLT2阻害薬、CVDリスクを一貫して低減
- 循環器
- 糖尿病・内分泌
- 薬剤情報
- 臨床医学
- くも膜下出血
- エンパグリフロジン
- ダパグリフロジン
- 一般内科
- 内分泌疾患全般
- 循環器内科
- 循環器疾患全般
- 心不全
- 糖尿病
- 糖尿病・内分泌疾患
- 糖尿病治療薬
- 脳出血
- 脳梗塞
- 脳神経疾患全般
- 虚血性心疾患
2型糖尿病患者におけるSGLT2阻害薬の心血管に対する保護効果は幾つかの研究によって示されているが、それらは主に心血管疾患あるいは腎疾患を合併した患者を対象としたものであり、結果に一貫性がなかった。オーストラリア・George Institute for Global HealthのClare Arnott氏らは、2型糖尿病患者を対象にSGLT2阻害薬の心血管保護効果を検討した大規模試験4件を解析した結果、SGLT2阻害薬は心血管疾患の有無にかかわらず、2型糖尿病患者の多様なサブセットにおいて心血管疾患および心血管死のリスクを低減したと、J Am Heart Assoc(2020; 9 : e014908)に発表した。