新型コロナ診療の専門家が鑑別ポイント示す

 昨年(2019年)12月に中国・武漢市で発生し、世界各地で患者数が急増している新型コロナウイルス(2019-nCoV)感染症。日本人の感染者数も増加しており、今後は日本の医療関係者が診療するケースは多くなると見られる。国立国際医療研究センター国際感染症センターセンター長の大曲貴夫氏は本日(2月7日)、東京都で開かれた日本感染症学会・日本環境感染学会緊急セミナーで、自身の診療経験を基に2019-nCoV感染症の臨床象やその他のウイルスによる感冒などとの鑑別ポイントについて説明した(関連記事「新型コロナ、軽症は全ての医療機関で対応を」)。