網膜の血管径が難聴と関連

　難聴は最も一般的な感覚障害の1つである。オーストラリア・University of MelbourneのJing Wang氏らは、同国の親子を対象とした横断研究ChildHealth CheckPointを実施。解析の結果、網膜微小血管径に生じる変化（悪化）は中年期の難聴の危険因子であること、網膜細静脈径の変化（拡大）は小児期の中ごろまでに出現することが明らかになったと、JAMA Otolaryngol Head Neck Surg（2020年1月30日オンライン版）に発表した。