10年で健康寿命2〜3歳延伸を目指す
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米国心臓協会(AHA)は、2030年までの10年間に達成すべきインパクト目標(AHA 2030 Impact Goal)として、米国内および全世界で等しく健康寿命を2~3歳延伸することを掲げた。AHAは1924年の創設以来、心疾患・脳卒中との戦いにおいて数々の成果を挙げ、寿命の延伸に貢献してきたという。しかし、最近の研究や統計データを見ると健康寿命は必ずしも延びていない。今回の野心的な目標設定はそうした現状を踏まえたもので、達成には関連団体や地域社会、各国政府の協力だけでなく、個人のコミットメントが必要だとしている。