循環器学会、新型肺炎で開催中止も視野

 日本循環器学会は、3月13~15日に京都で開催予定の第84回同学会学術集会について新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を考慮し開催の可否を2月末までに最終決定する方針であることを明らかにした。2月19日に東京都で行われた同学術集会プレスカンファレンスで学術集会会長の木村剛氏(京都大学循環器内科学教授)は、予定通り実施することを前提に準備を進めているとしながらも「会長としては開催したいが、社会的問題でもあるので適切に判断しなければならない。経過を観察しながら2月末までに最終決定したい」と述べた。