慢性呼吸器疾患による死亡が18%増加

 世界195カ国の疾患負担データの解析から、過去30年間に慢性呼吸器疾患による死亡・障害が増加していることが分かった。疾患負担が最も高かったのは最貧の地域であった。また、高齢、喫煙、環境汚染、肥満などが慢性呼吸器疾患関連死・障害の重要な危険因子であることも認められた。詳細は中国・Huazhong University of Science and TechnologyのXiaochen Li氏らがBMJ(2020; 368: m234)に報告した。