パーキンソン病の新薬がジスキネジアに有効
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脳内のドパミンが欠乏して振戦や動作緩慢などの症状が現れるパーキンソン病(PD)では、標準治療としてレボドパが投与されるが、ドパミン過剰によるジスキネジアを誘引しやすいという課題がある。英・King's College LondonのRia Fisher氏らが選択的セロトニン5-HT1A受容体作動薬NLX-112をPDモデルのマーモセットに投与したところ、ジスキネジアの出現が抑制されたとNeuropharmacology(2020; 167: 107997)に発表した。