新型コロナ重症例に国内でECMO稼働

 日本集中治療学会および日本救急医学会は3月5日、新型コロナウイルス(2019-nCoV)感染症関連重症呼吸不全に対し、人工呼吸に体外式膜型人工肺(ECMO)を要したのは20例で、初発症状出現から5~7日目まで呼吸状態は比較的安定していたと発表した(3月4日20時時点)。内容は、同症例の発症様式や臨床経過など詳細にわたった。(関連記事「"重症化パンデミック"視野に活動始動」)