乳児への保湿剤、アトピー性皮膚炎予防せず

 一般集団において、生後2週以降からバスオイルやフェイシャルクリームなどの保湿剤によるスキンケアを行っても、アトピー性皮膚炎の予防効果は認められなかったとするクラスターランダム化比較試験(RCT)の結果が明らかになった。同試験では、乳児期早期の補完食導入によるアトピー性皮膚炎の予防効果も示されなかった。ノルウェー・Oslo University HospitalのHåvard Ove Skjerven氏らがLancet2020年2月19日オンライン版)に発表した。