高齢者に最適な慢性腰痛の運動療法

 腰痛は「国民病」ともいわれており、国内の患者数は推定約2,800万人とされている。中でも、3カ月以上痛みが持続する場合は慢性腰痛と定義される。3月9日、東京都で開催された慢性腰痛プレスセミナー(主催:日本シグマックス)では、金沢大学大学院整形外科学の加藤仁志氏が登壇し、高齢者に適した運動療法とその有効性や課題について説明した。