包括的な健康管理支援で健診受診率が向上

 産業保健活動を通じ、健康診断から予防接種、二次検査(健診後の精密検査)、ストレスチェックまでを総合的に実施している医療法人は少ない。東京桜十字予防医療・クリニック事業部長の岬昇平氏は、各企業内に設置された安全衛生委員会を主軸として、健康管理サービスを包括的に提供する桜十字グループの取り組みについて、第48回大会日本総合健診医学会(2月7~8日)で報告。健康診断受診率の向上に加え、がん検診の受診率を高水準に維持している事例を紹介した。