スタチンが薬剤関連の顎骨壊死を抑制

 骨粗鬆症やがんの骨転移の治療でビスホスホネート(BP)製剤を投与した後に、抜歯などの歯科処置を行った患者において「薬剤関連性顎骨壊死(MRONJ)」の発症の報告が相次いでいる。九州大学の研究グループは4月1日、脂質異常症治療薬のフルバスタチンが、顎骨壊死の発症を抑えることを発見したと発表した。