喘息予防・管理にプラントベース食が有用

 喘息の予防や管理には植物性食品を主体とした食事である「プラントベース・ダイエット(以下、プラントベース食)」が有用な一方で、乳製品や高脂質の食品は喘息リスクを高める可能性が示された。米・Physicians Committee for Responsible MedicineのJihad Alwarith氏らの研究グループは、食事と喘息予防・管理に関する論文のレビューを実施、結果をNutr Rev2020年3月13日オンライン版)に発表した。同氏らは、喘息に対する食事療法の有用性を確認するために、食事成分が喘息の転帰に影響を及ぼすメカニズムを検討する介入試験が必要と指摘している。