がん診断の1年前に感染症リスク最大に
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国内の7年間のレセプトデータベースを使用した症例対照研究で、がんと診断される数年前から感染症リスクが高くなる可能性が示された。京都大学の井内田科子氏らがCancer Immunol Res(2020年4月17日オンライン版)で発表した。新規にがんと診断された30歳以上の患者では、対照群に比べてがん診断の1年前にインフルエンザ、胃腸炎、肝炎または肺炎の罹患率が最も高くなったという。この知見はがんの早期発見・予防に役立つ可能性があるとして、前がん状態での臨床的炎症、感染および免疫の関係を研究する必要性を指摘している。