日循、COVID-19下の診療体制を提言

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行拡大による医療資源の逼迫は、受け入れを決めた医療機関にとどまらず、多科の診療体制に影響を及ぼしている。こうした事態を受け、日本循環器学会では循環器医療の現場で発生している問題に関して情報共有・発信を行う「COVID-19対策特命チーム」(委員長:佐賀大学循環器内科教授・野出孝一氏)を結成。4月26日に「COVID-19流行期における循環器医療体制維持に関する提言」(以下、提言)を公式サイトで公表した。(関連記事:「脳卒中・循環器病患者に適切な医療を」)(関連記事:「コロナ拡大下でのPCI指針を公表」