治療意思決める患者の性格傾向とは?

 日常的な治療の選択は患者自身が行うことが多く、感情による意思決定バイアスが生じる可能性がある。その際、「性格傾向」は特定の感情バイアスの要因となる。東京慈恵会医科大学葛飾医療センター眼科の岸本七生氏らは、緑内障患者を対象に、フレーミング効果を用いた質問票により治療意思を決定する性格傾向を検討した結果を、第124回日本眼科学会(4月27日〜5月18日、ウェブ開催)で報告した。