超高齢者でも視野検査の信頼性は高い

 緑内障の診療では視野検査が必須であるが、90歳以上の超高齢者では認知機能や身体機能の低下による影響が危惧され、検査実施の限界やその信頼性に不明な点が多い。国立長寿医療研究センター病院眼科の富田久美子氏、京都府立医科大学眼科の福岡秀記氏らは、超高齢者における視野検査の信頼性と認知機能の関連について検討した結果、「信頼性は高い」と第124回日本眼科学会(4月27日〜5月18日、ウェブ開催)で報告した。