免疫CP阻害薬併用+化学療法で肺がんOS延長

 Ⅳ期/再発非小細胞肺がん(NSCLC)の一次治療において、抗PD-1抗体ニボルマブ+抗CTLA-4抗体イピリムマブに化学療法2サイクルを追加した併用療法の有効性および安全性について、化学療法を4サイクルのみ行う群を対照に比較検証した非盲検第Ⅲ相ランダム化比較試験CheckMate-9LAの結果から、主要評価項目の全生存期間(OS)、副次評価項目の無増悪生存期間(PFS)をいずれも有意に延長したことが示された。ドイツ・German Center for Lung ResearchのMartin Reck氏が第56回米国臨床腫瘍学会(ASCO20 Virtual Scientific Program、5月29~31日、ウェブ開催)で報告した。