ウパダシチニブ、長期試験でも有効性維持

 関節リウマチ(RA)治療薬ウパダシチニブ(UPA)は、米国では2019年8月、日本では2020年1月に承認されたJAK阻害薬である。過去の研究では、48週までの有効性および安全性においてアダリムマブ(ADA)に対する優越性が示されているが、このたび米・University of Texas Southwestern Medical CenterのRoy Fleischmann氏がUPAの72週までの有効性および安全性を検証。同様にADAに対する優越性が示されたと、欧州リウマチ学会(EULAR 2020、6月3日からウェブ開催)で発表した。