ビールの苦味成分が認知機能を改善?
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認知症の根本的治療法がない現在、日常生活でできる予防法への期待が高まっている。順天堂大学精神医学講座先任准教授の大沼徹氏らは、ビールに含まれる苦味成分である熟成ホップ由来苦味酸(ホップ苦味酸)が認知機能の低下している中高年に及ぼす影響を検討するランダム化比較試験を実施。その結果、ホップ苦味酸の継続摂取により認知機能やストレス状態が改善することを明らかにし、J Alzheimers Dis(2020年5月26日オンライン版)に発表した。