脳卒中救急医療の2割で診療制限
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大は、脳卒中など緊急性が高い重篤な患者の治療を担う救急医療にも悪影響をもたらした。日本脳卒中学会は6月5日、緊急事態宣言発令中に全国の脳卒中救急医療施設が受けた影響を調査し、分析結果を公表した。COVID-19の第二波に備えるため、学会が認定した一次脳卒中センター900超の施設を対象に調べたもので、救急応需を通常通り行えていた施設は8割弱で、2割超の施設では診療になんらかの制限が生じていたことが明らかになった。