がん治療はCOVID-19の死亡リスクか?
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抗がん薬治療を行う患者では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への罹患による死亡リスクの上昇が危惧されている。英・University of BirminghamのLennard Y.W. Lee氏らは、COVID-19に罹患したがん患者を対象に前向き観察研究を実施。その結果、抗がん薬治療を施行中の患者では、非施行例よりCOVID-19による死亡リスクが高いというエビデンスは得られなかったと、Lancet(2020年5月28日オンライン版)に発表した。