TN乳がん術後 低用量カペシタビンでDFS改善
- がん
- 女性疾患・周産期
- 薬剤情報
- 臨床医学
- 学会レポート
- がん
- トリプルネガティブ乳がん
- 乳がん
- 化学療法
- 外科
- 手術
- 抗悪性腫瘍薬
- 放射線治療
- 産婦人科・婦人科
- 第Ⅲ相試験
- 米国臨床腫瘍学会
抗がん薬を最大耐用量ではなく、低用量で休薬期間を設けず持続的に投与するメトロノーム化学療法が注目されている。中国・Sun Yat-Sen University Cancer CenterのXI Wang氏は、切除可能なトリプルネガティブ乳がん(TNBC)を対象に、カペシタビンによるメトロノーム化学療法の有効性および安全性を検証した第Ⅲ相ランダム化比較試験SYSUCC-001の結果を第56回米国臨床腫瘍学会(ASCO20 Virtual Scientific Program、5月29~31日、ウェブ開催)で発表。標準治療終了後の経過観察と比べカペシタビンを用いた維持治療は無病生存率(DFS)の改善に寄与することを報告した。