診断時ESR1変異が乳がん治療の効果に影響
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ESR1遺伝子変異を有するホルモン受容体(HR)陽性HER2陰性進行乳がんの一次治療において、CDK4/6阻害薬パルボシクリブに併用薬としてアロマターゼ阻害薬とフルベストラントで有効性、安全性を比較検証する多施設共同第Ⅲ相ランダム化比較試験PADA-1の探索的な解析結果から、ベースライン時におけるESR1遺伝子変異の状況が、パルボシクリブ+アロマターゼ阻害薬併用療法の予後に影響を及ぼす可能性が示された。フランス・Centre René HugueninのFrancois C. Bidard氏が、第56回米国臨床腫瘍学会(ASCO20 Virtual Scientific Program、5月29~31日、ウェブ開催)で発表した。