認知機能の維持には下戸より適量?
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認知機能はさまざまな要因の影響を受け、時間とともに変化する。そのため、1度の検査で認知機能を把握することはできない。米国・University of Georgia College of Public HealthのRuiyuan Zhang氏らは、複数回にわたり認知機能検査を受けた中高年を対象に、前向きコホート研究を実施。その結果、特に白人において全く飲酒しない人より少~中等量(女性8杯未満/週、男性15杯未満/週、1杯はビール約350mL)の飲酒者で認知機能が良好に維持されることが明らかになったと、JAMA Netw Open(2020; 3: e207922)に発表した。