呼吸器疾患を合併したコロナの死亡率は14.5%

 日本呼吸器学会は同学会の認定施設や関連施設に行った新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の診療実態に関するアンケートの結果を7月13日に公式サイトで公表した。それによると、呼吸器の併存疾患のあったCOVID-19患者の死亡率は14.5%に上り、慢性閉塞性肺疾患(COPD)や間質性肺炎、肺がんなどの合併例では他の呼吸器疾患合併例に比べ予後不良であると報告した。これらの合併患者では感染予防が重要になるとして「COVID-19に罹患しないための生活指導を徹底する必要がある」と注意を呼びかけている。