新型コロナ患者対応、医療者の精神に影響?

 いまだ世界中で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染が拡大しており、日本においても重要な公衆衛生上の問題となっている。東京大学大学院精神保健学・看護学分野の浅岡紘季氏、同准教授の西大輔氏らは災害派遣医療チーム(DMAT)事務局および災害派遣精神医療チーム(DPAT)事務局と共同で、2020年2~3月に勤務先の病院外でCOVID-19の救援活動を行ったDMATおよびDPAT所属の医療従事者を対象とした調査を実施、結果をPsychiatry Clin Neurosci2020年7月21日オンライン版)に発表した。