注目の肝線維化指標は肝疾患以外にも有用か

 近年、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)における肝線維化の進展を予測するスコアリングシステムとして、FIB-4 indexが注目を集めている。京都府立医科大学大学院消化器内科学の瀬古裕也氏は第52回日本動脈硬化学会(7月17日〜31日、ウェブ開催)で、NAFLD診療におけるFIB-4 indexの有用性および他疾患への応用について解説した。