SNS+ウェブ会議で広がる外科教育

 多忙を極める医師のミーティングやカンファレンスについて、face-to-face型式を唯一の手段とするのは前時代的ともいえる。近年、ITツールを活用したウェブ会議が行われるようになり、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行拡大を受けて急速に普及した。九州大学大学院消化器・総合外科診療准教授の沖英次氏らは、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)とウェブ会議システムを組み合わせた簡便な医学専用会議システムを構築。その概要を第120回日本外科学会(8月13~15日、ウェブ開催)で解説した。