世界初「長野モデル」で産後の自殺を予防

 自殺念慮を抱く産後女性に対し確立した介入方法は存在せず、対応に苦慮する現状がある。厚生労働省研究班(研究代表者:国立成育医療研究センターこころの診療部乳幼児メンタルヘルス診断科部長の立花良之氏)は、長野市の母子保健事業との協働で、世界初となる産後女性の自殺予防対策プログラム「長野モデル」を開発したと、BMC Psychiatry2020; 20: 389)に発表した。