百寿者研究は縦断研究へと進化

 わが国では100歳以上の百寿者が49年連続して増え続けており、昨年(2019年)初めて7万人を突破して7万1,238人になった。大阪大学人間科学研究科教授の権藤恭之氏は百寿者研究の歴史と将来について第62回日本老年医学会(8月4~6日、ウェブ開催)で講演。「百寿者研究の歴史は50年以上にわたり、横断研究から縦断研究、国際共同研究、コホート研究へと進化している」と述べた。