がん疼痛の薬物療法GLが6年ぶりに改訂

 日本緩和医療学会の『がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン(2020年版)』が6年ぶりに改訂された。2020年版では、2014年版以降の新たなエビデンスとガイドライン作成方法論の進展が反映されているという。緩和・支持・心のケア合同学術大会2020(8月9〜10日、ウェブ開催)で、同GL改訂Working Group(WG)員で横浜南共済病院(横浜市)緩和支持療法科医長の馬渡弘典氏が主な変更点を概説した。