低濃度オゾンガスで新型コロナの感染力低下
- 感染症
- アウトブレイク
- パンデミック
- リスクマネジメント
- 予防医学
- 医療崩壊
- 呼吸器内科
- 地域医療
- 感染症
- 感染症全般
- 救急医療・ICU
- 新型コロナウイルス感染症
- 新興感染症
- 日本産業衛生学会
- 産業衛生学会
- 院内感染
藤田医科大学ウイルス・寄生虫学教授の村田貴之氏は、同大学が昨日(8月26日)に開催したオンライン記者会見で、人体に害がないとされる低濃度のオゾンガスに新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染力を低下させる効果があることを発見したと発表した。低濃度でSARS-CoV-2に対する感染力抑制効果が確認されたのは世界で初めて。同席した同大学病院長の湯澤由紀夫氏は「SARS-CoV-2の感染防止の打つ手が限られている中で、院内感染のリスクを減らす効果が期待できる」と述べた。来月初旬から、同大学病院の発熱外来、救急外来などに低濃度オゾンガスの発生装置を設置し、院内感染対策に役立てる方針だ。