プラズマ乳酸菌の免疫維持効果に期待

 免疫細胞の司令塔と呼ばれるプラズマサイトイド樹状細胞(pDC)。その活性を担うプラズマ乳酸菌(Lactococcus lactis strain Plasma)によるウイルス感染症予防の可能性が注目されている。第94回日本感染症学会(8月19〜21日)で、キリンホールディングスヘルスサイエンス事業部の藤原大介氏はプラズマ乳酸菌を用いたこれまでの試験データを示し、ウイルス感染症予防の新たなアプローチについて報告した。