C. difficileを抑制するプロバイオティクス
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抗菌薬乱用などにより腸内細菌叢のバランスが乱れ多様性が低下して発症するClostridioides difficile(C. difficile)感染症(CDI)の治療において、プロバイオティクスの効果に注目が集まっている。ミヤリサン製薬研究開発本部開発部部長の林篤史氏は、第94回日本感染症学会(8月19~21日)でプロバイオティクスの一種であるClostridium butyricum MIYAIRI(CBM)588について、これまで明らかでなかった作用機序を報告。C. difficileの増殖を抑制してCDI治療効果を発揮するとの見解を示した。