喘息アプリを活用した診療を志向
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第1回日本喘息学会(8月8〜9日)でワークショップ「喘息診療ガイドライン再考」が行われた。冒頭、座長を務める日本喘息学会理事長の東田有智氏は「現在の日本アレルギー学会の『喘息予防・管理ガイドライン2018』(以下、GL)は素晴らしい内容だが詳細過ぎる。実地医家の先生が簡便に使えるものをつくるべきではないか」と問題提起した。リモートで講演した慶應義塾大学呼吸器内科教授の福永興壱氏は、喘息の診断と重症度評価について考察。「受診時にしか介入できない」という外来診療の限界は今後の喘息診療の大きな課題で、その打開にはセルフモニタリングアプリの活用が有望ではないか。次回ガイドラインは、こうしたアプリ活用を組み込んだ内容を目指すべきだ、との方向性を示した。
第1回日本喘息学会ワークショップ「喘息診療ガイドライン再考」記事一覧
- 喘息アプリを活用した診療を志向
- ICS/LABA頓用、トリプル製剤などを評価
- 小児喘息の難治化予防・治療戦略