コロナの重症化を予測する血液マーカー発見
- 感染症
- アトピー性皮膚炎
- パンデミック
- 呼吸器感染症
- 国立国際医療研究センター
- 感染症
- 新型コロナウイルス感染症
- 新興感染症
- 臨床検査
国立国際医療研究センターの研究グループは9月24日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染者の重症化を予測する血液中の蛋白質を見いだしたと発表した。喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患で高値を示すケモカインの1つである「CCL17」で、重症化する患者では感染初期から血中濃度が基準値より低いことを明らかにした。研究グループは「CCL17の濃度を測定することで、重症化する予備軍を発見し、早期治療につなげられる可能性がある」と期待を寄せている。