ニボルマブが食道がん術後療法でDFS改善

 術前化学放射線療法を施行したⅡ~Ⅲ期の切除済み食道がん/胃食道接合部がん患者に対する術後療法として、抗PD-1抗体ニボルマブの有効性と安全性をプラセボを対照に検証した国際共同二重盲検第Ⅲ相ランダム化比較試験CheckMate-577。米・Baylor UniversityのRonan J. Kelly氏は、ニボルマブの投与により無病生存期間(DFS)が有意に延長したと欧州臨床腫瘍学会(ESMO Virtual Congress 2020、9月16~21日、ウェブ開催)で報告した。