HPVワクチンで子宮頸がんリスク大幅低下
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4価ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種による浸潤子宮頸がんリスクの低下を集団レベルで示した初の研究結果が明らかになった。この研究はスウェーデン・Karolinska Institutet(KI)のJiayao Lei氏らが同国の住民登録データなどを用いて実施したもの。4価HPVワクチンを接種した女性では、接種歴のない女性と比べて調整後の子宮頸がん発症リスクが63%低く、特に17歳未満で接種した女性では88%ものリスク低下が示された。詳細はN Engl J Med(2020; 383: 1340-1348)に発表された。(関連記事「HPVワクチンで劇的効果、学会がコメント」)