造血系疾患などに適した抗真菌薬はどれ?
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- 急性骨髄性白血病
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- 抗真菌薬
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- 血液疾患
- 骨髄異形成症候群
中国・Nanjing University Medical SchoolのJing Wang氏らは、造血系疾患患者または造血幹細胞移植(HSCT)レシピエントを対象に、抗真菌薬11種の侵襲性真菌感染(IFI)予防効果をランダム化比較試験(RCT)69件のシステマチックレビューおよびネットワークメタ解析で検討。その結果、急性骨髄性白血病(AML)または骨髄異形成症候群(MDS)の患者にはポサコナゾール、HSCTレシピエントにはボリコナゾールが最適な予防的抗真菌薬であることが判明したとJAMA Netw Open(2020; 3: e2017652)に発表した。