肺炎球菌性肺炎を植物成分で治療?
- 感染症
- 薬剤情報
- 基礎医学
- 呼吸器感染症
- 感染症
- 抗菌薬
- 新型コロナウイルス感染症
- 新興感染症
- 耐性菌
- 肺炎
抗菌薬は細菌感染症の有効な治療薬だが、抗菌薬が効きにくい耐性菌が増えている。新潟大学微生物感染症学教授の寺尾豊氏らは、薬剤耐性菌を含む肺炎球菌による肺炎に対する植物由来成分ヒノキチオールの有効性をマウスで検討。その結果、同成分が肺炎球菌を殺菌し、肺組織の病的な炎症や損傷を抑制することが明らかになったと、PLoS One(2020; 15: e0240329)に発表した。