光って知らせるビタミンD代謝物の測定技術

 ビタミンDは肝臓や腎臓でビタミンD代謝物に変換されて生理作用に影響を与えるため、不足するとさまざまな疾患の発症リスクが高まることが知られている。富山県立大学工学部医薬品工学科教授の榊利之氏らは、株式会社ファンケルと共同でビタミンDの代謝物である25-ヒドロキシカルシフェロール〔25(OH)D〕などを高感度に測定する技術(ビタミン D バイオセンサー)を開発したと、同大学のプレスリリースで発表。ビタミンD代謝物を短時間で測定することが可能になったと報告した。