膀胱がんの予後に性差はあるか

 膀胱がんの発症頻度は女性に比べ男性で3~4倍に上るとされる一方、女性の方が予後不良との報告もある。産業医科大学泌尿器科学講座講師の湊晶規氏は、これまで国内では報告数が少なかった膀胱全摘除術後における予後の性差を評価。第20回日本Men's Health医学会(10月9~10日、ウェブ開催)で報告した。